とある日記

何の気なしにとある日記を見てしまう
日付は1998年9月某日


「−−−ない、がんばろう」


その日の日記にはこの一文しか書かれていなかった


……色々なものが込み上げてきた
すごい泣いた
心の中ですごく泣いた
何も知らなかった過去の自分が悔しかった
そして今の自分に嫌気がさした


…絶対に忘れない
もちろん今までも忘れたことなどなかったが
この一文を読んで、忘れてはいけない意味が自分の中で変わった
少しずつでいいから、自分を変えていこう







この日記を書くかどうか正直迷った。
でも何かに残しておきたかった。
この日記を見るたびに、この日に感じた自分の想いを胸に刻み付けるために今日の日記を書こう。


……ごめんね