月はいつもそこにある

全ての欠片(ピース)が、俺が思い描いていた通りにカチッとはまったような感じがした。
あまりの嬉しさに、体が震えたほどだ。


この掴んだ手を、自分からは絶対に離したりはしない。
例え何があろうとも。


そう心の奥底で、深く密かに約束をした。